ひとりごと

趣味に関する感想や日記など

料理をするようになって、変わったこと

料理を全くしてこなかった30歳

実家で暮らしている間は料理をまともにしたことがありませんでした。まともっていうのは、下ごしらえをして調理器具を使って一品料理を作れることと考えてください。

たまに夕飯作りを手伝うことはあっても日常的に包丁に触っていないので危なっかしいと言われたり、休日の留守番中はストックしてある納豆ばかり食べていたので納豆ご飯しか作れない(作ってないのと同義)女として認識されてました。

なので一人暮らしを始める時、料理に関しては結構心配されました。

破滅的に不器用でも要領が悪いわけでもない、興味関心もあって料理動画もよく見ているし、自分は「追い込まれたらやるタイプ」だからいざとなればできるだろうと、私自身はなるべく気楽に考えるようにしてました。不安症なのでビビってはいたけれど。

 

一人暮らしをきっかけに料理に対する気持ちが変化

自炊を始めたら、予想以上に楽しかったです。「自分、やればできるじゃん!」という気持ちがかなり大きいです。

最初は焼き魚やレンジ調理から始めてみて、自炊力ゼロだった私でもまともにご飯作れたよ!という報告をSNSで発信して友人たちにいいねを貰ったりして、“料理をする”ことに対してモチベを上げました。

簡単な料理でもいいから、自分で何を食べたいか考えて食材を買い出ししてちゃんと調理をする、というのは私にとって大きな変化であり進歩でした。

今まで苦手意識しかなかった料理が、生活の一部として自然なものとして溶け込んで、むしろ楽しく思えるようになるなんて、自分でも少し驚いています。

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作った料理の一部。大体茶色い。

 

料理が題材の作品を楽しめるようになる

仕事をしながら自炊をすることの大変さもよくわかってきた今日この頃。ふとNetflixのオススメに出てきた料理系の作品を見てみることに。

461個のおべんとう

映画『461個のおべんとう』公式サイト

V6のイノッチとなにわ男子のミッチーが共演することでちょっと話題になった、父子の愛情を描いたお弁当映画です。バンドマンの父が高校生の息子のために毎日お弁当を作り始めたのをきっかけにはじまるヒューマンドラマ。イノッチの、女を心配させてしまうバンドマン父の演技も良かったし、思春期ど真ん中の高校生を演じるミッチーも良かったです。

きのうなに食べた?

ドラマ24 きのう何食べた?|主演:西島秀俊・内野聖陽|テレビ東京

よしながふみさんのBL漫画原作のドラマ(映画版も面白いからオススメです)。ゲイの抱える諸事情、世間との付き合い方や家族との悩みが描かれていてBL漫画としてはもちろん、食生活や調理シーンが丁寧に描かれてるので料理漫画としても楽しめます。

 

まずはじめに思ったのは「こんな美味しそうなごはんを限られた時間で、何品もテキパキ作れるのすげぇ〜」です。

朝に手の込んだ美味しいお弁当を作れるのも凄いし、6時に退社して買い出しして帰宅した後に何品も夕飯を作るのも凄すぎる。

まだまだレパートリーも少ないし、使う食材の種類も少ない私には、この2作品の料理男子たちに感心しっぱなしでした。まじ尊敬する。

あと、実は『きのうなに食べた?』はドラマ版1話と映画版を観たことはあったんですが、料理に関しては美味しそうだなと思っただけで心に響かず、ドラマ版は1話で終わりにしてました。今回見直してみて、この作品の面白さについて認識を改めるいい機会になりました。

自分の生活が変わることで、今まで関心を持たなかった作品に興味が湧いて、かつ、より深く楽しめるようになっている。また一つ進歩したな、と感じています。